年会費は高額だが、満足度は高いカード
さて、僕が4年ほど前からメインカードとして使用している「Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード」。
このカードの大きな特典として、Marriott系列の高級ホテルに無料、もしくはポイント追加のみで宿泊できるため、この度ザ・リッツ・カールトン大阪に宿泊してきた様子をご紹介します。
ちなみに僕は過去に親戚の結婚式の参列で1度訪れた事がありますが、宿泊利用は今回が初めてです。
ホテルの厳かな佇まいに緊張
15時過ぎにホテルに到着し、まずは地下駐車場へ。
収容台数は130台で、駐車する車両制限が「車長5m以下、車幅1.8m以下、車高2.05m」となっています。
僕は自家用車であるプリウス(60系)で訪問したのですが、上記からも分かるように、駐車スペースは結構タイト。隣に停まっていた車が「BMW・6シリーズ」であったこともあり、駐車後の乗り降りに少し苦労しましたね。
ホテルに到着した際、スタッフが代わりに車を駐車したり、外出する際に車を正面玄関まで用意する「バレーパーキング・サービス」があるので、大きな車やセキュリティに不安がある方は利用をお勧めします。(ポルシェ911やメルセデス・ベンツGクラス、LEXUS・LMなどが停車されていた)
地下駐車場の利用は1泊1台につき2,100円、バレーパーキング利用の場合は5,400円となります。
チェクインを終え、ひとまず客室へ
駐車場からエレベーターに乗り、ホテルロビーへ。
今回は大人2人、子供1人で予約をしましたが、チェックインの際は「キッズ・チェックイン」というサービスが。
その場で現像できるインスタントカメラ(いわゆるチェキ)で記念撮影し、部屋のルームキーと一緒にケースで手渡ししてくれました。
やはり子供は何か仕事があると嬉しいみたいで、その後のルームキーの解錠は子供に独占されました。(ルームキーが紛失しないか少し不安でしたが)
ただチェックインするのではなく、こういった何か小さなイベントがあるだけで子供には大きな思い出になりますね。
客室はシンプルで、派手ではない上質な雰囲気
ホテルマンに部屋まで案内され、いざ入室。(子供が入室と同時にベッドにダイブしたので、写真撮影時は手前のベッドに既に型がついています)
今回は、いわゆるスタンダード・ツインの部屋を予約。
後ほど解説しますが、マリオットボンヴォイアメックスカードの無料宿泊特典にはホテルや客室のグレード制限があり、「リッツ・カールトン大阪」クラスになると閑散期でない限りスイートルームの宿泊はかなり難しいと思われます。
部屋にはお茶菓子が置かれてあり、
西宮・甲子園にあるケーキハウス「ツマガリ」のクッキーが3種類入っていました。
どれも甘すぎず、美味しい。
アメニティで驚いたのはバスソルトが3種類もあり、客室での入浴もテンションが上がります。
全体に落ち着いた雰囲気で、いかにもリッツ・カールトンらしい客室の佇まいですね。
子供が楽しみにしていた屋内プールへ。
夕食まで3時間ほど時間があったため、ホテル内のプールへ。
水着は持参し、水泳帽とビート板は無料貸し出し分を利用しました。
プールサイドにタオルやミネラルウォーターも置いてあります。
1番左側のレーンでは一部、水深80cmの場所があるので小さな子供も安心して遊ぶ事ができます。
屋外にはプールは無く、ジャグジーとベンチが何脚かあります。
プールで遊んだ後は、スパにも行けるのでプールで体に付着した塩素を洗い流すこともできますし、僕はそのままお風呂まで済ませました。
プールはやはり人気なようで、15時半頃だとほぼ貸切状態でしたが1時間程経つと急に人が多くなります。もし今後利用される方は、チェックイン直後に利用することをお勧めします。
客室に戻って1時間ほど休憩後、夕食を食べるためにハービスOSAKAの「クレープリースタンド・シャンデレール」というクレープやガレットがメインのカフェで食事(空腹すぎて写真を撮り忘れた)。
ここのお店は初めてでしたが、ガレットは生地が薄くて食べやすく美味しかったです。
僕は「ターンダウンサービス」というものを人生で初めて受けた
夕食後少しハービスOSAKA付近を散歩し、ホテルへ帰宿。
そこで驚いたのが、「ターンダウンサービス」。
「就寝前のベッドメイキングサービス」との事でしたが、それに加えて、使用後のシャワー室の清掃が行われていたり、洗面のタオルやアメニティ、ミネラルウォーターやコーヒーメーカーのポーションまで補充されていました。
そして枕元にはピローミストとミネラルウォーター、リラックス効果のためのチョコレート。
調べてみると、ヨーロッパでは習慣化されているサービスだとのことですが、日本では一部の高級ホテルでしか受けられないとの事。
インターネットで少し調べたところ、「ザ・リッツ・カールトン」の他に「マンダリン・オリエンタルホテル」、「フォーシーズンズ・ホテル」、「コンラッド・ホテル」、「インターコンチネンタルホテル」など高級ホテルでは当たり前のサービスのようですね。
朝食は1階のレストランでビュッフェ形式
ターンダウンサービスのおかげもあってぐっすり眠ることができ、翌朝は7時頃に起床。
今回の宿泊で個人的に1番楽しみにしていた、朝食ビュッフェを頂くために1階のレストラン「スプレンディード」へ。
これは1人5,100円と結構なお値段がしますが、折角なので今回利用してみる事に。
宿泊客は予約不要で、朝の6時半〜10時半まで利用可能です。
内容は洋食と和食、少し飲茶があるという感じで、そこまでたくさんメニューがある訳では無かったです。
ただ、本当に美味しい。素材からかなりこだわっているのが素人の僕でも分かるレベル。
オムレツやエッグ・ベネディクトなどの卵料理や、エスプレッソ、カプチーノなどのコーヒーの注文は、それぞれのテーブルに担当のスタッフが受けてくれます。
料理は勿論サービス含めて、とても満足度が高い朝食でしたね。
今回、朝食代が大人2人分の5,500円×2の11,000円と、部屋のターンダウンサービスでも提供されたチョコレートをお土産として購入し、900円。
合わせて11,000円ですが、マリオットボンヴォイ・ゴールドエリート会員割引で、朝食の子供料金が無料かつ、2,000円割引が適用され、最終的な支払いは合計9,900円でした(駐車場代一泊分の2,100円はなぜか請求されず)。
やはりこの金額で一流のサービスを享受できる事はなかなか難しいですし、無料宿泊特典の恩恵は大きいと思います。
Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードはこんなカード
・年会費が49,500円、ポイント還元が100円=3ポイント、マイル還元率1,25%
・年会費の支払い+カード年間利用額が150万円以上でMarriott系列ホテルに無料宿泊特典付与(ただし、65,000ポイントまで)
・Marriott ゴールドエリート付与(400万円以上のカード利用でプラチナエリート付与)
他にも空港ラウンジ利用や国内外での旅行保険が付帯します。
カード利用が年間150万円を超え、旅行やホテルをよく利用される方は検討の余地があるカードだと思います。このカードの公式リンクを貼っておきますので、詳しい情報は下記のHPをご参考にして下さい。
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