全体で全体で11%減少、特に中国では18%減
さて、ベントレーが2023年度の販売実績が前年度比で11%減の13560台の販売数で、過去3番目の数字であったと公表。
概要では「外部要因の影響で一部市場での需要が減小」「パーソラナイゼーションを選択する顧客が前年比+43%」「ベンテイガがトップセールスモデルで44%を占める」「英国市場では約3割がHV」とのこと。
販売台数は減少したが高収益化には成功
上で述べたように、パーソラナイゼーションの選択顧客が増えたため、公収益化に寄与しており、「アズール」、「S」、「スピード」など付加価値の高いグレードが選ばれる割合は70%にまで増えています。
また、ベントレーには460億通りのバリエーションからカスタムできる「マリナー部門」なるものがあり、これも前年比+43%と好調。
元々ベントレーが高級品ブランドとして君臨していたのが、ますますその地位を固め発展に成功しているようですね。
ただし北米、中国、欧州では販売台数は減少
ただし他のメーカー同様、特に中国市場での販売が振るわず。
ベントレーほどの高価格帯ブランドでは、中国国内ブランドと競合するとは考えにくいため、そもそも中国市場全体の成長に限界がきている可能性もありますね。(元々中国市場は浮き沈みが激しく、そこに依存すればその会社も振り回されやすい傾向にあります)
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