ランボルギーニ 11年連続ホワイト企業認定

ランボルギーニ

ランボルギーニは従業員に優しい

さて、ランボルギーニが11年連続で「イタリアのトップ雇用主(トップ・エンプロイヤー・イタリア)」に認定されたとのこと。簡単に言えばその「ホワイト企業ぶり」が、長らくイタリアで評価されているという事ですが、実際どんな取り組みがなされているのかをご紹介します。

週休3日制の導入

ランボルギーニは現在過去最高の販売数、利益を記録し生産予定も全て埋まっているという業績好調ぶり。一方で最近は週休3日制を導入していて、しかも給与が減るどころか変動ボーナス額を50%増加しました。(基本給アップではなく調整可能な賞与の部分で会社側はリスク回避している)

また今後生産増加に対応するため、500人の新規雇用を行っています。

従業員の健康増進

2021年に「ランボルギーニ・フィーロソフィー (feel+) 」と呼ばれる社内プログラムを立ち上げ、従業員の健康増進を目的としており、「持続可能な栄養や睡眠の重要性(社員食堂にはメタボや糖尿病患者のためのメニューを置くなど)」、「メンタルヘルス」を重要視し、メンタルヘルスの専門家を社内に置くなどの対応を行っています。

地域社会への取り組み

「地域社会に利益をもたらすプロジェクトに積極的な役割を果たし企業の社会的責任(CSR)への取り組みを強化すること」についても言及しており、(ランボルギーニの本社所在地である)サンタガタ・ボロニェーゼ市民との関わりを積極的に持ち、トレーニング、研究、ボランティア活動を強化しています。また地域の中、高等学校と共同にて”職業指導や性別による固定観念の撤廃”に関するワークショップを開催する、ランボルギーニは述べています。

子育てへの支援

「子育て」にも重点を置いており、産休/育休期間中に支給される給与が最初の半年において70%から80%に増額されたり、ひとり親の場合は給与の100%が支給されるなど手厚い保護がなされるもよう。

そのほか、障害児を持つ親、養子縁組または里親委託に取り組んでいる家庭についても特別なサポートがある、とのこと。

従業員を大切にする風潮は日本でも高まっているが…

その他面白いものだと、「新米パパ向けの教育」や「従業員の結婚式でのランボルギーニ車両の貸し出し」など多種多様にあります。

さて、ここまでランボルギーニ社の様々な取り組みの一部をご紹介しました。

荒々しいブランド、製品イメージからすると少し意外な?印象をお持ちになった方もいるかもしれませんね。僕はそうでした笑

日本の企業も次々と職場の環境、待遇改善に積極的な所が増えている印象です。

ただ国や地域、業種・業界、その企業の規模や財政状況など複雑な事象が絡む所なので、すぐに全ての企業が改善方向に向かえるかは別だと思います。

ただ少なくとも従業員はそういう企業に就職(転職)する風潮にあり、企業も変化していく定めなのかもしれません。

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